ピラミッドの王の間でサウンドワークをしていたときのことです。
王の間の入り口付近で私たちのワークをずっと静かに見守っていたガーディアン(エジプト学者のガイドさん)。
私が輪の中心に入る番になると、彼も私たちの輪に入ってきて、一緒にトーニングしていました。
そのとき私は全く気づかなかったのですが(死んでたし笑)、仲間たちは一瞬、そろそろ長くなったから終わりにするように告げに来たのかと焦ったそうです。笑(私の順番が最後から3番目くらいだったから)
終わった後で話を聞くと、彼は私に呼ばれたと感じて、輪の中に入ってきたそうです。
「あなたに呼ばれたのをはっきり感じた。」「たましいの深いところでものすごく深いつながりを感じた。」「こんな体験をしたのは初めてだ。」「あなたはイシスやハトホル女神のような存在だとおもう。」
などと、少し興奮気味に伝えてくれました。
だけど私、呼んだ覚えないし…
でもまあ、一緒に素晴らしい体験ができてよかったね〜と、感謝の気持ちを伝えた私。
エジプト滞在中はとにかくいろんな男性たちから熱烈なアプローチを受けたので、この人もその一人だろうな〜ぐらいな感じで聞き流して、その後連絡をいただくも途中から面倒になって、無視してしまいました。
それが日本に帰って数ヶ月後のこと…
「マグダラのマリアの話が出てるよ」と友人が送ってきた動画を観てみると、それは理論物理学者の保江邦夫氏のお話でした。その中でマグダラのマリアとイエス・キリストがクフ王のピラミッドで行った「ハトホルの秘儀」についての話が出ていて、少し調べてみるとこんな記事を見つけました。
興味のある方はぜひ読んでみてくださいね ↓
簡単に言うと、ハトホルの秘儀については「マグダラのマリアの福音書」に書かれているそうで、その内容は
男性と女性が互いの魂を肉体から解放し、重ねあわせること。この儀式を経ることで、エジプトで愛と豊穣の女神として信仰を集めていたハトホルの教えがその身に宿る
これをマグダラのマリアとイエスがピラミッド内で行ったことでイエスは覚醒し、さまざまな奇跡を行うようになったということらしいです。(マグダラのマリアも一緒に覚醒したと思います)
これを知って、
「あ!そうか!あのときこれを体験したんだ!」
「だからあの人が呼ばれて協力したんだ!(その場に男性はこの人ひとりだけでした)」
「だからあの人はあんなに感激して、その素晴らしい体験を熱心に私に伝えていたんだ!」
とわかりました。
この儀式は男性と女性で行うとは限らないようですが、このときはきっと、男性のエネルギーが必要だったのだと思います。
いや〜
なのにただのナンパだと思って適当にあしらったことに、ちょっと反省しました。
どんな体験があったのか、ちゃんとシェアし合えたらよかったな〜と思いつつ、改めてハートから感謝の気持ちを送りました。